書いている人|高木
金融市場に携わって20年ほどになります。
これまで仕事では、債券や資産配分を中心に、毎日のように市場を見てきました。
不思議なもので、市場を長く見るほど、自分のお金では未来を当てようと思わなくなりました。
景気も金利も株価も、もっともらしい予想はいくらでもできます。でも、その通りになるとは限りません。
だから個人の資産運用では、予想よりも配分を大切にしています。
株式、債券、現金、そのほかの資産にそれぞれ仕事を与えて、相場が動いたら必要に応じて元の場所へ戻す。
できるだけシンプルにして、投資について考え続けなくてもいい状態をつくる。
そんな運用が好きです。
一方で、最近はお金そのものよりも、お金によって何を選べるようになるのかに興味があります。
仕事をどうするか。
どこで暮らすか。
何に時間を使うか。
何をやらないか。
資産が増えることで、人生から「お金がないから選べない」が少しずつ減っていく。
それも資産形成の大切な意味だと思っています。
このサイトでは、金融市場で働いてきた経験を土台にしながら、投資理論、データ、市場の歴史、そして人間の感情についても考えていきます。
難しいことまで調べる。
でも、できるだけ普通の言葉で書く。
投資の正解を教えるというより、
「私はこう考えています」
を置いておく場所にしたいと思っています。
読んだ人が少し考えて、自分なりの答えを持って帰ってくれれば、それで十分です。
高木
